妊娠糖尿病の予防について

妊娠糖尿病は、生活習慣病でおなじみの2型糖尿病と違って食べ物や飲み物のせいでかかる病気ではありません。

原因がホルモン変化なので発症は個人差が大きく、甘いものを食べる習慣がないのに妊娠糖尿病にかかる妊婦さんもいます。

だから「○○を食べれば大丈夫、△△を避ければ安心」などの確実な予防法はありませんが、糖質と塩分の摂りすぎに注意することで血糖値の上がりすぎを防げます。

それでは食生活の改善ポイントを見ていきましょう。

甘いものを含む糖質の摂りすぎを控える

「糖質」とは砂糖や甘いお菓子に含まれる「糖分」とご飯やパンの「炭水化物」イモ類に含まれる「デンプン」のことです。炭水化物やデンプンも、食べる量が多いと血糖値が上がります。

しかしやっぱり注意したいのは白砂糖。白砂糖は血糖値を上げやすく、アルコールみたいな依存性があります。「甘いお菓子を食べると癒される♪」なんて人は要注意。

砂糖をたくさん摂ると血糖値が上がりやすくなってお腹の中の赤ちゃんが巨大児になる確率が高くなります。

また体が冷えると、おなかが張りやすくなったり風邪などの感染症にかかりやすくなります。おなかの張りは早産を起こしやすいので、軽く見過ごせない問題です。

砂糖や炭水化物の食べ過ぎを防ぐには、1日3回の食事を栄養バランスの良いメニューにしましょう。

炭水化物の主食(ご飯、パン、麺類など)、たんぱく質を採れるおかずの主菜(魚や肉、卵、大豆など)、野菜や煮物などの副菜、以上の3つを揃えるのが理想。

主食・主菜・副菜の揃った食事はビタミンやミネラルが豊富。満腹感が高く、甘いものに集中する食欲を減らせます。

塩分は摂りすぎない、食事は薄味に

妊娠中は赤ちゃんの分も栄養を摂らなくちゃ!とよく聞きますが塩分に限っては余分に摂る必要はありません。

塩分を摂りすぎると、手足がむくみやすくなります。むくみは妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)の前兆ですので、医師が必要と判断すれば入院するケースもあります。

ちなみに胎児の成長に必要な塩分は1日あたり0.2g程度。普通の食事で充分補える量です。つわりでしょっぱいものが食べたくなる人は塩分過多になりやすいので注意しましょう。

塩分調節のコツは、味付けを「ちょっと物足りないかな?」程度に留めることとハーブや香辛料での風味づけ。香りや酸味を効かせると薄い味付けでも満足感が高くなります。

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